私の初孫はいつの間にかもう4年生になった。何度か話題にしている我が家の古いジュニア望遠鏡に気付いて、何時かはこれでお月様やお星様が観たいと来る度にせがまれていた。しかしその時はいつも天気が悪く、何も観えない日ばかりだったのだ。たまたま学校で星座表が配られたらしく、季節柄、織女(ベガ)、牽牛(アルタイル)とか夏の大三角形星だとかを習ったらしい。最近の4年生はなかなかしっかりした講釈をする。しかし先日も星の2つ3つが微かに観える程度で、月の出も23時頃で殆ど真っ暗な空だった。
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手を加えてみました
そこで例の星空観察のアプリを持ち出し、夜空にかざしてみた。見えている2つほどの星が何なのかを探そうと、4年生と2年生の孫と外に出たのだった。望遠鏡よりずっと簡単だ。何とそれがベガだったのだ。子供たちの喜んだこと。「ジイジ、凄い!夏の大三角も観えるよ!」。肉眼では2つしか見えないのだが、iPadの画面ではデネブもちゃんと判るのだ。しかも天の川まで写っている。あの星座表で日にちと時間をセットし、方位をあわせ、懐中電灯で頭の上にかざして星を見つけると言った作業は全くいらないのだ。便利な世の中になったものだ。まあ、そうして見つけた星の数々の感動は一入に違いないが、余程関心が無い限り、そこまではやらないのが一般だと思う。「ジイジ、なんで見えない星まで判るんだろう?」と2年生の弟。「天気が良ければこうして観えると言うこと?」と姉の4年生。習ったばかりとは言え、ベガだ、アルタイルだ,デネブだとは恐れ入った。私などこれらを知ったのはつい最近だったから。その画面を写真にしたのがこれだ。孫たちに印刷したら、月曜日に先生に報告するのだそうだ。久し振りに株を上げたジイジでした。
ここではチト判り難いのだが、どれがどれだかちゃんと判るのだ