早池峰山は固有種の花の山として知られていて、早池峰ウスユキソウや南部トラノオなどが有名で、一度は登ってみたいと考えていた山だった。この年になって再び山登りをするとは思っていなかったが、時間にゆとりが出来てくると旅の誘惑には勝てない。とっしよりの冷や水と言われない程度にはトレーニングを積み、無理をしないように心がけて歩くようにしたい。
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と言う訳で、早池峰の登山口に着いたのだが、小田越から登って小田越しに降りてきた。昨夜からの雨が長引いて今朝は小雨になったものの、濃い霧が立ちこめて全く山容が観えなかったので、諦めて昨夜の町、川井の日帰り温泉に戻り、町の民俗資料館、木の博物館などを巡ったり、JRローカル山田線の気動車を写真に納めたりして、のんびりと過ごした。でその翌日、曇り空ではあるけれど雨の予報は低かったので再挑戦をした訳だ。最後の山登りと言うこともあって、ここで怪我でもしたら詰まらないので、かなり慎重にあるいたから、帰りなどはコースタイムの倍位かけてゆっくりと下った。というよりヘロヘロに疲れて、岩がゴロゴロのガレ場を下るのに、足が前に出なかったという方が正しいかも知れない。沢山の花にも出会ったのだけれど、ピンボケのナンブトラノオなど写真が上手く撮れなかったのが悔しい。
驚いたことに秋口には頂上小屋のトイレの糞尿をボランティアが担いで降ろすといった自然への配慮をしているらしい。固有種の花々は人の排泄物には敏感なのだという。年間3万人の登山者があるらしいので相当に汚れるのだという。ビジターセンターの映像が語っていた。
梯子があったりして、この頃は怖さを感じるようになったのは何せバランス感覚が非常に衰えた自覚があるのだ。苦しくなってあとどの位かななんて山頂を仰いだりすると、そのまま後に倒れそうな感覚になるのだ。注意しながら梯子や切り立った崖を何とか降りることが出来たので、満足感は大いに得ることが出来た。とはいえ登りはゆっくり、ゆっくり足を前に出していればいつかは頂上にたどり着けるが、問題は下りだ。もう少しトレーニングを積まねばなるまい。
ハヤチネウスユキソウ エーデルワイズに最も近いとされている
これがナンブトラノオなのだが ピンボケだ
前日の登山口は霧で何も観えなかった